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ノバラ

2008.01.14
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ノバラは、田舎では山野でみかける野生のバラ、春の一期咲きだけどほとんどにローズヒップを付けるし、台木に使われるぐらい日本に合ったバラ。

2008-06-11
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ノバラ(野薔薇、別名はノイバラ;野茨)は、日本全国に自生する野生種のバラ。2m程度のツルバラで、春の一期咲きだが、純白の平咲きで黄色のしべがみえる3cmぐらいの小さな花をいっぱい咲かせる。細めのしなやかな枝を自由奔放に伸ばし、小さなトゲで周りの植物などにからみながら伸び、病気にはまったくかからず、耐寒性、耐暑性もすごい。さすが、自生しているだけはある。
花はやさしい甘めの香り、弱めだが花数が多いので全体ではしっかりと香る。新芽は少しべたつく繊毛が付いていて、緑のさわやかな香りがする。いい香りなのでハチさんが盛んに飛んでいる。
秋には、多数のローズヒップが付く。

将来的にはノバラから接ぎ木用の台木をとろうかと考えて植えたのだが、やっぱり、日本にはノバラが似合うなあ。

2008.11.05

ローズヒップをつけるバラと言えば、やっぱりノバラ。日本原産の野生のバラ。春に小さい白い花がいっぱい咲いて、その後は緑だけだが、秋になると小さな赤い実を一面に付ける。さすが自生だけあって、超強健で世話いらず。

2009-06


ようやく、6月のミニバラ以外のバラ。
まずは、ノバラ。2mを超える細いツルが何本も勢いよく伸びて、全体では直径3mぐらいの横張り。春の一期咲きだけど、株全体を3cm程度の小さなかわいい白と黄色の花が覆い尽くし、花数が多いので草っぽい甘めの香りがぷんぷんで、ミツバチもいっぱい。とってもさわやかなバラ。もちろん、日本自生のバラなので、病気にはかからず超強健。
しいて言えば、花びらが小さいので散った後の片づけが大変だけど、その分、秋にローズヒップがなると思えば。。

2010-6


春にしか咲かないけれど、縦横無尽に3m近く伸びて、あふれるように咲き乱れる。とっても小さな白いかわいい花だけど、まとまれば白で埋め尽くす。香りは一つ一つは弱いけど、全体では近くを歩くだけでさわやかに甘くただよう。ミツバチさんがせっせと働くのも のばらが一番多いかな。野生種だけあって、病気はまったくかからない。落ちた花を片づける程度で、手間暇も全くかからない。花が落ちれば、そのまま秋は実になる。

童(わらべ)はみたり 野なかのばら
清らに咲ける その色愛(め)でつ
飽かずながむ
紅(くれない)におう 野なかのばら

手折(たお)りてゆかん 野なかのばら
手折らば手折れ 思い出ぐさに
君を刺さん
紅におう 野なかのばら

童は折りぬ 野なかのばら
手折りてあわれ 清らの色香(いろか)
永久(とわ)にあせぬ
紅におう 野なかのばら

有名なゲーテの詩の野ばら、シューベルト作曲のメロディー。
ノバラをみるといつもこの歌を思い出すが、ノバラにはとげがないし、白と赤で色が違うので、野に咲く他の赤いバラの歌なんだろう。ドイツの香る赤バラというとドフトボルケあたりがイメージ的にぴったりだが、1770年頃というとオールドローズよりも前の時代だから、ヨーロッパの赤い原種のバラ、ロサ・ガリカあたりか、ピンクではあるけどいわゆるヨーロッパのノバラに相当するロサ・カニナなんだろうな。。

2011年6月中旬

2mちょっとの細めのツルがいっぱい伸びて、辺り一面、小さい花で埋め尽くす。甘めの香りはやさしいけど、花数が多いのでただよう。ミツバチがよく飛んでいる。
もちろん、野生のバラなので、病気にはかからず、とっても強健。春のみの一期咲きだが、秋はローズヒップ。

2012年6月中旬

春の一期咲きだが、花で埋め尽くされ、数が多いので香りも豊か。ミツバチぶんぶん。

2013年6月上旬
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2014年6月上旬

かなりでかくなった。自生種だけあって、花数、耐病性はすごい。一期咲きだけど、花を片付けるの大変だから。

2015年5月下旬

物置を覆うように。

2016年5月下旬


2017年6月上旬


2018年5月上旬


2019年5月下旬


2020年5月下旬


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